2012年5月9日水曜日

ネパールの人たちとサッカー

 僕は、5日前から毎日、ネパールの人たちとサッカーをしています。
ネパールはサッカーが強い国ではありませんが、僕の友達はみんなとてもうまくてすごく面白いです。
 いつものパターン。まず、仲のいい1人の友達に、
「サッカーをやる?」
と聞きます。すると、その人は、決まって、
「やる!!」
と言ってくれます。
「じゃあ、友達集めてね。グラウンドで待っているよ。」
と言うと、10分後には5人くらいの友達を連れてきてくれます。
最初は、6人くらいで始めますが、しばらくすると、
他の小学生や、中学生、高校生、さらに時には大人も、
「入れて!!」
と言って入ってきてくれます。
そして、一緒にサッカーをしている内に、いつの間にかみんな友達になっているのです。
それがネパールのいいところだと思います。
 
 たまに子供だけの試合もします。
(僕は、僕の友達のチームのスタメンキーパーに選ばれました!!背番号1番です。)

実は、ここだけの話ですが、日本なら校長先生に呼び出されて怒られてしまうようなことをやっています。ネパールです。

それは何かというと・・・・・・
賭けをしているのです。
試合前に1チーム60ルピー(約60円)払わなければなりません。そのときにお金を持っている人が出し合って払い、お金を払った人だけが試合にでることができます。試合に出る人は6人なので、6人は必ずお金を払わなくてはいけません。そして、勝ったチームがそのお金をもらえるのです。でも、今日は試合ではなく、試合にのための練習をしました。





毎日サッカーができて僕はとても幸せです。父が「郷に入りては郷にしたがえ」ということわざを教えてくれました。賭けサッカーは日本では悪いことだと思いますが、ネパールにいる間は、こっちの人のやり方で楽しみたいと思います。
ネパールの子供たちにとって、120ルピーはすごいお金だと思います。

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