2012年5月31日木曜日

学校で驚いたこと その1

 僕の通うネパールの学校の授業についてこれから少しずつ正直に紹介していきたいと思います。
 今回紹介するのは「ドキュメンタリー」という授業です。

 皆さんは「ドキュメンタリー」の授業と聞いたらどのようなことを思い浮かべますか?ドキュメンタリー番組を見て先生が少しずつ説明をしたり、みんなで考える、と思う人が多いでのはないでしょうか。僕もそう思っていました。でも、実際の授業は全然違いました。

 例えば先週の授業では、「チャーリーとチョコレート工場」を見ました。担当の先生は、ビデオをセットして教室からいなくなってしまいました。そしてビデオを見終わって授業も終わりです。これでは、家でテレビを見ているのと一緒です。
 今週の授業では、停電中だったのでビデオを見れませんでした。代わりに何をするのかなぁ、と思っていたら、何と!!!
何もしませんでした!先生は何も言わず、子供たちは勝手に友達同士でしゃべったり遊んだりしていました。勉強している人は0人です!!!!!!!!!!驚きました。
 僕が先生だったら、準備していたビデオが見れない場合には、代わりに他のことを教えます。

 この授業の名前は「ドキュメンタリー」ではなく、「自由活動」と変えた方がいいと思います。

2012年5月30日水曜日

毎朝の僕のスケジュール パート1 家

 今日は、朝6時40分に起床でした。
 まず、7時から1時間の英語の授業。僕は、また英語がうまくなりました。
内容は、This,That,Those,などの使い方です。
英語の授業が終わると、次は休憩なしで日本の勉強です(今日は算数と国語)。
 皆さんはこの問題を解けますか?(問題を解くための決まりがあります。)中学入試問題です。


勉強は10時10分に終わりました。
 僕の通うネパールの学校が始まるのは11時。少し時間に余裕があったので、ゲームをして遊んでいました。
 平日の朝10時過ぎからゲーム。これは日本では絶対に考えられないことです(笑)。
 10時50分にゲームを終え、急いで学校に行きました(家から学校までは徒歩30秒)。
 
 次回からは、ネパールの学校の授業をお伝えします。日本では考えられないようなびっくりするようなことがたくさんあります。お楽しみに。

2012年5月28日月曜日

英語の勉強 初日

 今日は、初めての英語の勉強の日でした。
6時40分のアラームで起きました。
アラームで起きるのはネパールに来て初めて。今日は1日中眠かったですが、がんばりました。
 今日は、僕がどのくらい英語をできるかを先生に確認してもらいました。簡単なテストと言っていいでしょう。
先生の教え方もとてもうまくて今日だけでもすごく英語がうまくなったと思います。明日からどんな勉強をするかはまだ分かりませんが、楽しみです。がんばって毎日勉強を続けて生きたいと思います!!

2012年5月27日日曜日

僕は明日から英語を勉強します。


 僕は、明日から毎日英語を勉強することになりました。朝7時から開始です。ネパール人の先生が教えてくれます。今日その先生が家に来てくれましたが、とても優しそうな人で安心しました。
英語を教えてくれるマヒマ先生です。

 英語の勉強は一時間です。その後朝8時から10時までは日本の勉強、そして、11時にネパールの学校に行き午後4時まで勉強します。学校が終わって帰ってくると学校の(意味不明な?)宿題も待っています。さらにブログも書きます。
ということで、計算したら僕は1日に10時間以上勉強をしていることになります。
でも、土曜日だけは、学校も日本の勉強も、宿題も、英語もありません。だから、僕は毎週土曜日が楽しみです。
ちなみにネパールでは日曜日も学校があります(でもストライキ休みも結構あります)

2012年5月26日土曜日

僕の記事が新聞に出ます!

日本の皆さん。
今日(5月26日土曜日)の読売新聞夕刊に僕の書いた記事がでます。
「週間子ども新聞」というところの、Jキッズ通信を探してください。
写真には僕も写っていますよ。
残念ながら僕はネパールにいるため、読売新聞の方から記事を送ってもらうまで読めません。
(記事が届くのは、だいたい1ヵ月後くらいです。)
でも、楽しみに待っていたいと思います。
※読売新聞の夕刊は関東地方でしか読めないみたいです。

2012年5月25日金曜日

僕の学校の宿題です。皆さんならどう答えますか?

 ネパールの学校には「コンピューター」と言う教科があります。僕の学校には、コンピューターが少ししかありませんし、多くの生徒たちはコンピューターを使ったことがありませんが、
みんな本でがんばって勉強をしています。僕は毎日コンピューターを使っていますが、授業はとても難しいです。写真は教科書の問題です。皆さんは答えることができますか?




2012年5月24日木曜日

僕の兄のネコ、Ms.リタです。


 今日は、僕の兄のネコ、Ms.リタについてビデオで紹介します。しかし、今回、皆さんに伝えたいことは、リタのことだけではありません。僕が大好きな歌も紹介したいと思います。
三月に、新潟県立大学の皆さんがタイとネパールにに来てくれました。
その人たちは、ネパールの村でのお別れなどのときにこの歌を歌ったそうです。
「旅立ちの日に」です。
そして、学生の皆さんは、カトマンズの空港で僕とお別れするときにも、
他の人がたくさん見ているというのに、かまわずこの歌を歌ってくれました。
その時、僕はとても感動し、この歌が大好きになりました。
あの時、学生さんたちがこの歌を歌ってくれなかったら、
今、皆さんに紹介することはなかったでしょう。
新潟の学生さんたち、あのときの歌声、絶対に忘れません。
ありがとうございました。

(11月にネパールにまた来るといってましたよね。楽しみに待っています!)

2012年5月23日水曜日

ターザン遊び

この写真に移っている、ちょうどターザン遊びをしている赤い服の人が見えますか?
あれは、僕です。
僕は今日、ネパールの友達と、名付けて「ターザン遊び」という遊びをしました。
昨日、家の窓から、子どもたちがその遊びをやっているのを見てとても面白そうに思いました。
なので、僕も今日、早速友達を集めてやってみることにしました。
大きな木から一本の丈夫な枝がぶら下がっているなのですが、そこにターザンのように、
「あーーー、あーーーああああああああ。」
と叫びながらぶら下がるのです。
少し手が痛みますが、ものすごく楽しいです。
皆さんも家の近くに同じような木があったら、ぜひ挑戦してみてください。
面白いですよぉ。

2012年5月22日火曜日

ごめんなさい。今日は無理です。

今日もストライキで学校は休みでした。でも僕は朝8時から国語と算数の勉強をして、さらに童話も書きました。
今日のブログではその童話をのせようと思っていましたが・・・・
童話はむずかしい!!!
一応書いたのですが、まだ全然だめです。
もう疲れてしまったので、今日はブログは休みます。おやすみなさい。
ごめんなさい

2012年5月20日日曜日

僕の新聞が届きました!!

 5日前、ついに僕の記事がのっている3月の新聞がこちらに届きました。4月3日に日本を出発して1ヶ月半。長い旅でした。記事を書くとごほうびに好きな本を送ってもらえるのですが、その本も届きました。

封筒を見た瞬間、とても感動的な気持ちになりました。
送ってくれた読売新聞の皆さん。
本当にありがとうございます。
ちなみに、僕の次の記事が5月26日の読売新聞の夕刊にでます。ぜひごらんください!!


2012年5月18日金曜日

童話 「アキちゃんとウンチ君」最終章

「うん、分かったよ。今呼ぶからね・・・お母さーん。お母さーん、大変だよー。」
アキちゃんは階段の下の部屋にいるお母さんを大声で呼びました。するといつもになく大きな呼び声に驚いたお母さんは、あわてて階段をかけのぼって来ました。
「どうしたの?アキちゃん。」
「ぼ、僕ウンチをもらしちゃった。」
といって恥ずかしそうに足元のかたまりを指差すアキちゃん。
「ん?まぁやだ。何でこんなところでもらしたの?」
「僕、もう我慢ができなかったの。」
「そう。じゃあ早くウンチを取ってトイレにすててきなさい。」
「でも、僕、ウンチを触れないから、ウンチ君がお母さんにとってもらってって言っていたけど。」
お母さんは、アキちゃんの言葉を聞いて、訳がわからなそうな顔をしました。
「アキちゃん、何を寝ぼけたことを言っているのよ。まあいいわ。・・・」
お母さんは紙で足元のウンチ君をふきとりると、便所に向かい、穴に落としました。
「ぼっとん」
ウンチがトイレに落ちていきます。落ちながら、ウンチ君は大きな声でさけびました。
「アキちゃ~ん。元気でな~。」
アキちゃんは答えました。
「ウンチ君も元気でねぇ~」
お母さんは、ひとり言を言うアキちゃんを心配そうながめて言いました。
「アキちゃん。どうしたの?大丈夫。寒いからね。熱でもある?」
どうやら、ウンチ君の言葉が聞こえるのはアキちゃんだけのようです。

  一方、そのころトイレの穴の下では・・・
「やあみんな。遅くなってごめんよ。中々便所に来てくれなかったから無理やりおしりから飛び出してきたんだ。これから僕たちの命はどのくらいだろう。」
「よぉ、アキちゃんのウンチだね。待ってたよ。一昨日汲み取り車が来たばかりだから、まだまだ大丈夫だね。」
「そうか。じゃあ今のうちにたくさん遊んでおこう。」
ウンチ君たちは早速トイレの中で遊び始めました。泳いだり、歌ったり、踊ったり、毎日毎日大騒ぎです。いくら騒いでもアキちゃん以外の人間には聞こえないのですからおかまいなしです。
 でもアキちゃんがトイレにくるときには、ウンチ君は他の友達と一緒に、
「おーい、アキちゃーん、元気かーい?」
と話しかけます。アキちゃんは、
「元気だよー、みんないっぱい遊んでねー」
と答えます。
トイレに行くたびに、変なことをしゃべるアキちゃんのことばを、お母さんもお父さんも、そしてお兄さんも不思議な様子で聞いていました。
 2週間後・・・
ついに汲み取り車が着ました。
アキちゃんはウンチが汲みとられていくのを悲しそうに見つめていました。すると突然、ウンチを汲み取るポンプの中からウンチ君の大きな声が聞こえてきました。
「バイバーイ、アキちゃん。元気でなー、オレのことを産んでくれてアリガトー」
ウンチ君がアキちゃんにお別れのことばを言ってくれたのです。
アキちゃんは思わず立ち上がりました。目の中は涙でいっぱいになりました。
「バイバーイ。ウンチくん。一緒にいた2週間は本当に楽しかったよぉ。」
「ありがとうー、ありがとうー」と何度も何度も大声で言いました。もう涙声です。
お母さんや、汲み取りのおじさん、そして近所のおばさんたちが驚いたようすでアキちゃんをみていました。でもアキちゃんにはそんなことは関係ありません。
「ありがとーーーーーーーーーーーー。ありがとーーーーーーーーー」
アキちゃんはいつまでも、いつまでも、消えていくウンチ君に向かって叫び続けました。

童話 「アキちゃんとウンチ君」第3章

 前回の続きです。
「童話 「アキちゃんとウンチ君」第2章は、↓をどうぞ。
http://keishiseki.blogspot.com/2012/05/2_16.html


 「お、おはよう、ウンチ君。」
「アキちゃん、何でこんなところで俺を出してしまったんだよぉ。困るんだよぁ、まったくー。」
「ごめんね。だって我慢できなかったんだもん。」
「便所の穴の中にはなぁ、俺の友達がたくさんいるんだ。俺の命はお前と違って短いんだぞ、
便所の穴に落ちてから、汲み取り車が来るまでの数週間しか生きることができないんだ。
だから、早く俺を便所の穴に落としてくれ。」
「でも、僕動けないよぉ、ウンチ君が足に乗っているから。」
「何を言っているんだ。早く俺を手にとって、便所に持って言ってくれ。急いでくれ。友達が待っているんだ。」
「でも、僕はウンチをさわることができない。ウンチは汚いから。ごめんねこんなことを言って。お母さんを呼んでとってもらうから待っていてね。」
「やっぱり俺たちは、どこに言っても嫌われ者だな。仕方ないな、くさいし汚いし。
だから俺たちは、ウンチ仲間で助け合っていくしかないんだ。
さぁ、お母さんを呼んで俺のことを早く便所に連れて行ってくれ。


(続く)

2012年5月17日木曜日

童話 「アキちゃんとウンチ君」(第2章)

★「アキちゃんとウンチ君」(第2章)★
 前回の続きです。
「アキちゃんとウンチ君」(第1章)は、↓をどうぞ。
http://keishiseki.blogspot.com/2012/05/1.html

 アキちゃんはあわてて布団から抜け出し、一階にあるトイレをめがけて、まっしぐらに走り始めました。

 でも、残念ながら・・・間に合いませんでした。
  一階に続く階段にようやくたどり着き、一歩足を下に踏み出そうとしたところで、
おしりから大きなかたまりが、
「ポコン。」
と出てしまいました。少し固めのかたまりです。
アキちゃんは、ぴたっと動きを止めました。
(ああ、出ちゃった、どうしよう。)
 
 おしりを飛び出したウンチは、少しの間アキちゃんのパンツの中で、
もごもごしていました。が、すぐに、パンツを抜け出し、パジャマの中で下に向かって動き出しました。アキちゃんははだしです。木の床が冷たくて、とてもつらいです。
パジャマ一枚なので、寒さで体が震えます。
でも、動き続けるうんちをどうすることもできません。
アキちゃんは、階段の目の前で、立ちすくみました。
うんちは、パジャマとアキちゃんの体の小さなすきまを、下をめがけてゆっくりと動き続けました。後ろ太ももを通り、後ろひざを通り抜けました。
そして、アキちゃんが思わず足を前に、少しだけ振り出したひょうしに、うんちは足の前のほうに方向を変えました。後ろひざから前に移って、すねをゆっくり下り続け、
いよいよパジャマを抜け出しそうです。
アキちゃんは、ただただ、足元を見つめていました。
その時です。おしりからの旅を終え、パジャマから顔を出したウンチ君は、足の甲に到着したところで、ぴたっと動きを止め、
「やあ、おはよう、アキちゃん。」
と語りかけてくるではありませんですか。
アキちゃんはとてもびっくりしました。



(続く)

2012年5月15日火曜日

童話 「アキちゃんとウンチ君」(第1章)

僕は、二つ童話を作ることにしました。今日から何回かに分けて一つ目の作品を紹介します。この話は、父の子供のころの話を聞いてそれを童話に作り変えました。
ご覧ください。



アキちゃんとウンチ君★(第一話)


ある冬のとても寒い朝のことです。
3才になったばかりのアキちゃんは、いつものように二階の寝室で寝ていました。
古い木造の小さな家は、屋根まで届きそうな雪に覆われていました。
ところどころ外から隙間風が入り込み部屋の中はそこが室内であることが信じられないかのように
凍りつきそうな寒さです。
目を覚ましたアキちゃん。いつものように隣には誰もいません。
アキちゃんが目を覚ますころには、もう家族はみんな、下で朝の活動を始めているのです。
お母さんは、朝ごはんしたく、お父さんは仕事に出かける準備、3歳上のお兄さんは、
父の横で積み木で遊んでいます。
「よし起きるぞ。アキちゃんは気合を入れます。
しかし・・・布団の中は、ぬっくりとぽかぽかしていて、なかなか体が動きません。
勇気を振り絞ってもう一度。
「よし。起きるぞ。もう時間だ。せぇーのぉーっ・・・!」
でも、体はなかなかいうことを聞きません。
布団を出たときに襲ってくる寒さの恐怖を、アキちゃんの体はよく知っているのです。
「もう少しいいか。」
アキちゃんは布団から抜け出すことをあきらめ、もう少しだけゆっくりすることにしました。
数分後・・・心地よい暖かさを楽しむアキちゃんに、問題が発生してしまいました。
ウンチが出たくなってしまったのです。
でも、もう少し大丈夫だと思い、ウンチのことはすぐに頭の中から消えていきました。
そして天井を見つめながら「今日も寒いなぁ」「今日の朝ごはんは何かなぁ」「今日はお母さんとかまくらを作ろうなど」その日のことを考えながらのんびりしていました。
その時です。それは、突然のようにやってきました。
「あっ、うんちが出たい!」
先ほどのうんちが出たいという気持ちとは大違い。
今にも、おしりから勢いよく、飛び出してきそうです。





2012年5月14日月曜日

ネパールのバンダ(ストライキ)

今日はネパール名物、バンダについて紹介します。
バンダとはストライキのことです。皆さん、ストライキって何のことか知っていますか?
国語辞典によれば、「労働者が賃金や労働の条件についての要求を通すためなどにそろって仕事を休むこと」です。でも父によればネパールの場合は、これ以外にもいろいろな理由でバンダ(ストライキ)になります。最近はバンダがとても多くて、先週木・金曜日、そして明日、明後日(月、火曜)もバンダです。
ものすごいことに、全国すべてでバンダになるのです。学校も会社もレストランもお店も全部休みです。もし会社で働いたり、学校やレストランがやっていたりすると、大変なことになるのだそうです。
さらに!!!
バンダの日は、道路も閉じられ、車、バイク、自転車すべて通行禁止になります。全国の道路が閉じられるのです!!!信じられますか???(自転車は通ってもいいときもあります)先週のバンダでは僕が住んでいる地域では自転車は通ってよかったのですが、そこから車で15分くらいしたところでは何と!!
自転車が走っていると、パンクさせられたり、壊されたりしているのしているのです!!車やバイクは、燃やされたりとられたりするのです。また、運転していた人は人に囲まれて大変なことになります。
ネパールでは車やバイクはすべて外国から輸入します。その税金がものすごく高くて、例えば日本で50万円の車は、税金が3倍も取られて150万円になってしまいます。200万円の車は600万円ですよ。車はバイクは、ネパールだから安いということはありません。日本で50万円の車はネパールでも50万円。ネパールでは税金で高くなって150万円になるのだそうです。
だから、車やバイクを燃やされたりとられた人がどのくらいいやな気持ちか、僕は分かります。
でも、分かっているのなら、最初から乗らなければいいのになぁ、とも思います。
ところで、バンダでもいいことが4つあります。

1.車やバイクが通らないと、道が開くので、道で遊んだり寝ることもできます。
2.(これは大人にとってもいいことです。)ネパール全体の仕事と学校が休みです!!父は「この国にとっていいことは一つもない」と言いますが、僕は学校が休みでうれしいです。
3.排気ガスが出ないし工場も休みなので環境にいいです。
4.家族で遊ぶ時間が増えて、みんな幸せになります。

2012年5月11日金曜日

僕は童話を書くことにしました!!

 僕は、これから少しずつ童話を書くことにしました!!
理由は、僕は作文や童話、小説などいろいろな文章を書いて、ネパールやタイのことを多くの人に知ってもらいたいからです。
僕は毎日ネパールで生活していて、たくさんアイディアが浮かびます。
まずは、その中でも一つにしぼって書くことにしました。
テーマは・・・
「足が一本ない牛について」です。
お楽しみに・・・

2012年5月10日木曜日

どうか、かわいそうな僕を励ましてくださいT_T

今回のブログでは、学校のことについて紹介します。
僕はとても悲しいことがあります。
皆さん、その悲しいこととは何か、分かりますか??? それは・・・
 僕は、英語が少ししか話せないのです。
授業でやっている内容は、とっても簡単なのですが、
英語がわからないばかりに、先生が言っていることがほとんど理解できないのです。
 そのときに突然登場したのがこれ!!!!!!!!!!!!!!!!
タラーーーーーーーーーーン!!!!!

電子辞書です。これは、日本語を英語に訳したり、英語を日本語に直してくれます。意味が分からない時には、この電子辞書を使えば一発で分かります。
この電子辞書のおかげで、言っていることが少しづつ分かるようになりました。

2012年5月9日水曜日

ネパールの人たちとサッカー

 僕は、5日前から毎日、ネパールの人たちとサッカーをしています。
ネパールはサッカーが強い国ではありませんが、僕の友達はみんなとてもうまくてすごく面白いです。
 いつものパターン。まず、仲のいい1人の友達に、
「サッカーをやる?」
と聞きます。すると、その人は、決まって、
「やる!!」
と言ってくれます。
「じゃあ、友達集めてね。グラウンドで待っているよ。」
と言うと、10分後には5人くらいの友達を連れてきてくれます。
最初は、6人くらいで始めますが、しばらくすると、
他の小学生や、中学生、高校生、さらに時には大人も、
「入れて!!」
と言って入ってきてくれます。
そして、一緒にサッカーをしている内に、いつの間にかみんな友達になっているのです。
それがネパールのいいところだと思います。
 
 たまに子供だけの試合もします。
(僕は、僕の友達のチームのスタメンキーパーに選ばれました!!背番号1番です。)

実は、ここだけの話ですが、日本なら校長先生に呼び出されて怒られてしまうようなことをやっています。ネパールです。

それは何かというと・・・・・・
賭けをしているのです。
試合前に1チーム60ルピー(約60円)払わなければなりません。そのときにお金を持っている人が出し合って払い、お金を払った人だけが試合にでることができます。試合に出る人は6人なので、6人は必ずお金を払わなくてはいけません。そして、勝ったチームがそのお金をもらえるのです。でも、今日は試合ではなく、試合にのための練習をしました。





毎日サッカーができて僕はとても幸せです。父が「郷に入りては郷にしたがえ」ということわざを教えてくれました。賭けサッカーは日本では悪いことだと思いますが、ネパールにいる間は、こっちの人のやり方で楽しみたいと思います。
ネパールの子供たちにとって、120ルピーはすごいお金だと思います。

僕たちの家までの道のり(ビデオメッセージ)

今日は建物の一階から僕たちのアパートまでの道のりを紹介したいと思います。 建物の一番上の階にあるので、上がるのに一苦労です。くわしくはビデオをごらんください。http://www.youtube.com/watch?v=sc7H-WCA8jo&feature=youtube_gdata_player

2012年5月8日火曜日

学校の給食

 僕の学校の給食は、毎日ネパール料理の「ダルバート」というものです。
係の人が学校の中庭で料理して、お昼の時間になると一人ずつお皿に入れてもらいます。
最初は食べる自信がなくて(おなかをこわしたくない)、おにぎりを作ってもらっていたのですが、みんなが給食を食べているのに自分だけおにぎりを食べているとなんか変。それに給食の味がどういうものかを確かめたくて、食べてみることにしました。すると・・・
*辛い!!辛すぎる!!*

辛くて辛くてもう口から火がでるかと思いました。

しかし・・・

僕はネパールの学校に行っているのだからネパールの人とできるだけ同じようにしたい!!

だから毎日がんばって食べています。
今は、少しは慣れましたが、でもやっぱり辛すぎるので本当に少ししかもらいません。
「トーレ、トーレ、トーレ(少しだけ、少しだけ、少しだけ)」を毎日連発しています。


2012年5月6日日曜日

引っ越しました(ビデオメッセージ)

今日5月5日、日本では子どもの日。
僕の家族(兄以外)はまた引越しをしました。
今日は一日中大変でブログを書けませんでしたのでビデオメッセージです。
こちら↓をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=aIA1IG37Ij4&feature=email

2012年5月5日土曜日

僕の記事を見つけました!!

 僕の書いた記事が読売新聞に出してもらえることになったということを3月24日のブログで書きました。(3月24日のブログは↓をどうぞ。
http://keishiseki.blogspot.com/2012/03/blog-post_24.html
そして3月31日に読売新聞に出たのです。僕たちはネパールにいるので日本の新聞を見ることができませんでしたが、読売新聞の方からメールがあり、郵便で送ってくれることになりました。4月3日に送ってくれたそうです。

しかし!!!!!!!!!!

ネパールの1つの郵便局です。
もう1ヶ月以上たったというのにまだ届いていないのです。(T_T)
僕の住んでいる場所では郵便配達はありません。
これまでも何度も探しに行き、今日も父の友達が郵便局に探しに行ってくれたのですが・・・
ありませんでした。(T_T) ネパールでは、郵便が届かないことがよくあるそうなのですが、いつか届くことを願っています。(でも、もう無理かもなぁ・・・。一ヶ月以上もたっているし・・・)

そして・・・。
いいことを思い浮かびました。ネットに出ているかもしれない・・・。
早速、インターネットで調べてみました。

すると・・・
あ、あ、あ、ありました~~~~!!

最高です!!


その記事のリンクをつけます。ぜひ読んでみてください。
をどうぞ。

なお、次の記事も、読売新聞に送ってあって、しばらくしたらでますので楽しみにしていてください。




2012年5月4日金曜日

学校 3日目 オープンデー

 ネパールの学校の三日目です。今日は普通の授業はなくて、午後からオープンデーでした。
オープンデートとは、この日だけ外の人たちに学校を公開して、生徒たちが作ったものを売って学校のお金をかせぐのです。
僕たちの学校はいつもお金が足りないので、いろいろとイベントをやってお金を集めます。
でも自分たちの学校のためだけに使うわけではありません。
売り上げの三分の一は老人ホームや障害者などの施設に寄付します。
このイベントのために前の日から準備を始めました。
 

 僕たちの学年は手作りのメッセージカードを作りました(学年といっても12人しかいません)。
一人一人が心をこめてメッセージを書きました。
他の学年の人たちは、ネパール料理の準備をしたり、ディスコの準備をしたりをしました。
料理の準備です。

みんなで、お客さんを集めるためのパンフレットも作って配りまくりました。
朝早くからみんなで町の中を歩き回り、外国人を中心に声をかけまくりました。他にも僕は知り合いの人全員に配りました。

午後3時にオープンデーが始まりました。
カードを売っているところです。僕たちの学年が担当しています。
(写真には僕たちの学年ではない人もいます。僕たちの学年の中でいない人もいます。)

料理を作っているところです。

ディスコの部屋です。(フラッシュで撮影したので明るいですが、本当は真っ暗で、音楽が流れています。)

しかし、最初はお客さんがたくさん来ましたが、1時間くらいしたら、もうお客さんが全然来なくなりました。本当に全然来なくて困ったので子供たち二人と一緒に、町の中で宣伝しました。
外国人一人一人に声をかけて宣伝をしているところです。

でも、そう上手くはいかず、三十人以上の人に宣伝しましたが、結局本当に来てくれたのは、
二人だけでした。 たくさんの人に無視され、僕たちのことを「こじき」だと思う人もいたと思います。無視されたときはショックでしたT_T

この行事は午後8時まで続きました。
大変なこともあったけど、僕にとってとても楽しい一日でした。

2012年5月3日木曜日

一昨日のクイズの答えです。

 一昨日の答えを発表します。
一昨日のブログは↓をどうぞ。
http://keishiseki.blogspot.com/2012/05/2.html

 


 この写真に写っている子供たちは、
「ストリートチルドレン」と言って、家がなく、道ばたで生活している子供たちです。
 右の子供に注目してください。
見えにくいかもしれませんが、右の子供は小さな袋を口に当てています。
この袋の中に入っているものは、「シンナー」と言う薬物だそうです。
シンナーを吸っている人は、動き方や表情が変なので、見てすぐに吸っていると分かります。
とても酔っ払っていると言うか、変な雰囲気です。
 僕は、その子どもたちを見て、とてもかわいそうに思いました。
親がいなくてご飯もろくに食べられない、そのことだけを思っても、僕は胸が苦しくなります。
ネパールは、貧しい国で、僕は今までにもストリートチルドレンをたくさん見ました。
ネパールにいる間にそういう子供たちを救う方法がないか考えてみたいと思います。
僕は、これからもネパールで見たことを多くの人に伝えたいと思っています。


 

2012年5月2日水曜日

学校 2日目 老人ホームでのお手伝い

 ネパールの学校生活、2日目です。
今日は、午後から「社会奉仕活動」に出かけました。
 生徒がいくつかのグループに分かれて、先生なしで活動しました。僕たちのグループは、バスをのりついで一時間かけで、田舎の老人ホームに行き、お年寄りの方にビスケットをあげたり、お手伝いをしたりしました。
老人ホームは、思っていたよりも大きかったです。
そこにはいろいろな人がいました。
その中でも一番心に残った2人を紹介します。



1人目。男性です。




写真のこの人、
何歳だと思いますか?
答えは・・・
何と!!
104歳です!!
ネパールで初めてです。
こんなに年をとっている人を見たのは・・・
とてもやさしい人でした


2人目。68歳の女性です。
この人は、4、5ヶ月前に、バイクに乗って事故にあったそうです。でも、お金がないので病院にいくことができません。
体がとても細くなってしまい、まるで体が無いみたいになってしまっていました。


僕は日本でも老人ホームに行ったことがありますが、昨日行った老人ホームはあまり設備がしっかりしていなくて、おじいさん、おばあさんはちょっとかわいそうでした。説明をしてくれた人が、「いろいろやってあげたいけどお金がないから何もできない」と悲しそうに言っていました。こういうかわいそうな人たちを助けることができないかなぁ、と思いました。僕に何かできるかなぁ・・・。

2012年5月1日火曜日

クイズです!!

皆さん、↓の写真は、何の写真だと思いますか?
今日は、夜まで学校だったので、もう疲れてていて説明できませんが、数日中に説明をしたいと思います。その時までに、これが何の写真か考えてみてください。