前回の続きです。
「僕たちがポカラに着くまでのこと パート1」はこちらをどうぞ。
僕たちが乗った飛行機が向かった場所は・・・・。何と元にいた場所に戻ってしまったのです。そして飛行機が止まりました。
少ししたらアナウンスが流れました。「今は、気候が悪いため、飛行機が出発できません。キャンセルです。申し訳ありません。」
がーーーん。ショック。飛ぶ寸前だったのに・・・。僕たちは「どうしようか。バスで行こうか。それとも明日の飛行機で行こうか」と話しながら歩いて戻りました。バスで行くと山道を7時間。すごくつらい旅になります。でもカトマンズにもう一泊すると、停電も大変だしポカラの友だちにも会うのが遅くなってしまいます。
不思議なことに、飛行機はキャンセルになったのに、出発ゲートから出ることができませんでした。「待っていてください」としか言われません。僕は「変だなぁ」と思いました。
その時です!もし日本なら、新聞に大きく出るような大事件が起こりました。
何と! トリブバン空港(カトマンズの空港です)がすべて停電になり、空港の中が真っ暗になってしまったのです。びっくりしました。周りの人たちも驚いて叫び始めました。一緒にいたネパールの人も「こんなことは珍しい」と言っていました。
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停電中の空港(フラッシュで撮影しました) |
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これも停電中の空港です。 |
停電はいつになっても終わりません。その時です!!いきなり大きな声が聞こえました。「ポカラに行く人は、飛行機が出発することになったので急いで飛行機に向かってください!」
僕たちは何が何だかわからないまま、真っ暗な空港の中を走り始めました。僕は面白かったので写真を取りまくりました。でも心の中では
(また天気が悪いから、降りてくださいと言われるだけではないかなぁ)
と思ってましたが、「頼むから飛んでくれ」と言う気持ちで、また飛行機に乗りました。
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飛行機に乗る直前の写真です。 |
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