2012年3月11日日曜日

東日本大震災から1年。皆さんの幸せをずっと祈っています。

今日、3月11日は日本人にとって忘れられない日です。
一年前のあの日、東日本大震災が発生しました。
この大震災では、とても多くの人々がお亡くなりになられました。
今日は、ここタイからお見舞の言葉を申し上げます。

あの大地震が発生した瞬間、僕は母とボードゲームをして遊んでました。
兄は寝ていました。父は仕事で会議中でした。
そしていきなり・・・・・・・・・
がたがたがた!!!!!
大きく家が揺れました。
物も崩れ落ちてきてとてもびっくりし、あわてて家の外に飛び出しました。
父も母も兄も同じ気持ちだったと思います。
とても怖かった。

マグニチュード9.0。

テレビを見ていたら、僕たちよりもひどい思いをしている人がたくさんいることがわかりました。

津波で家や町が流された場所がたくさんあったと。
たくさんの人が亡くなってしまったと。
たくさんの人が行方不明になってしまったと。
たくさんの人が大切な家族を失ってしまったと。

この大震災でたくさんの人の「幸せ」が失われてしまいました。とても悲しかったです。

震災後タイに来てからも、日本の皆さんのことが心配でした。本当にずっと心配していました。
そして僕が大好きな日本の皆さんの「幸せ」を、一年間ずっと祈っていました。

だから、バンコク日本人学校の「寄せ書き集」で、今年一年を表す漢字と言われたとき、すぐに「幸」という文字が思い浮かびました。


僕のブログのタイトルを HAPPY LIFE WITH KEISHIとしたのも、実はブログを読んで、日本の皆さんにハッピーになってほしかったからです。

それから、2011年の日本のキーワードは、「絆」でした。でも、残念なことがありました。僕が昨年12月に日本に一時帰国したとき、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に電車に乗りました(おじいちゃんは足が悪いです)。混んでいて座る場所がありませんでした。だから優先席の方に行ったのですが、だれもおじいちゃん、おばあちゃんに席を譲ってくれませんでした。タイや他に行ったアジアの国ではこんなことは絶対ないです。電車が込んでいるときには子供やお年寄りに必ず席を譲ってくれました。

絆を強くするためには、思いやりの気持ちが必要です。皆さん思いやりの気持ちを忘れないでください。僕も忘れません。

最後に、今、タイのショッピングモールで東日本大震災の写真展が開催されています。
僕もこの間行ってきました。その写真を見たら地震の怖さがさらにわかりました。
おにぎりをもらって泣いて喜んでいる人。
地震後に亡くなる直前の人。
家族が見つからず泣き叫んでいる人。

タイ人や日本人、さまざまな国の人が日本の人々に応援メッセージを書いていました。

もちろん僕も。


日本の皆さん、つらいこと、悲しいこともありますが「幸せ」の気持ちを忘れないでください。
僕も皆さんをハッピーにするために楽しいブログをがんばって書き続けます。






2 件のコメント:

Nanako さんのコメント...

いいね、けいし。すごく心に響くブログ内容でした。

関慶志 さんのコメント...

ありがとうございます。
これからも、心に響くブログをがんばって書きます。コメントありがとうございました。

けいしより