2014年2月6日木曜日

貧困を無くすためには、貧しい人たちを殺す??おそろしい。

 今日学校で、「差別」について、いくつかのグループに分かれて話し合いました。差別と言えば、男女差別、貧富による差別、人種差別、能力による差別、民族差別、障害者に対する差別などがあります。このことで、「どんな現状があるのか」や、「どうすればその状態を変えていけるのか」などを話し合いました。
 僕のグループでは、「貧富による差別」について話し合うことになりました。「児童労働や人身売買が多く行われている」、「住む環境や衣類が満足に与えられない」などのいい意見がたくさんでました。
 そのような中、ある人が、「貧しい人がいなくなればいいのなら、貧しい人たちを殺せばいい」と言ったのです。僕は一瞬、言葉を失い「この人、何考えているの?」と思いました。驚きと同時に怖い気持ちにもなりました。
 もしかしたら、この意見はその通りなのかもしれません。確かに、世界中の貧しい人々を殺せば、この地球には裕福な人たちだけが残り、貧困はなくなるのかもしれません。しかし、もちろん僕は、この意見は大反対です。人を殺すなんて、どんな時にも絶対にやってはいけないからです。
 でも、実際にこういう意見を持つ人もいるのだから、なぜこの人たちがこのような残酷なのことを言うのか考えてみました。
 おそらく、この人たちは「殺す」ということも「貧困」についてもよく知らないのだと思います。
 僕は、ネパールに住み、多くの貧しい人々と一緒に過ごしました。また、僕自身が食べる豚やヤギ、鳥を殺す場面も見てきました。その経験を通して、命のありがたさや、貧しい人々の心の美しさを知ることができました。でも、この人たちはそのような経験がまったくないのだと思います。だから、「命をうばう」ことの意味もわからないし、貧しい人々が一生けんめい頑張って生きているということも想像できないのでしょう。
 この人たちの発言を聞きながら僕は、自分の経験をこれからもがんばって伝えていかなければならないと思いました。そうしなければ、世界がだめになってしまいます。

僕のネパールのクラスメート。みんな家族はすごく貧しいです。でもがんばって生きています!

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