2012年8月31日金曜日

僕のたび その6 子どもたちに囲まれた

 まずはじめに、前回のクイズの答えを発表します。




↑の写真は・・・
がけ崩れで落ちてきたものです!!
こういう石がそこら中に落ちています。もしぶつかれば、間違いなく死にます。

 さて、僕たちは、二つの家にお世話になることになりました。僕と兄は、村でたった一つの学校の副校長先生、ガンガさんの家、母と父とマヒマさん(僕の家庭教師の英語の先生)はそのすぐ近くに住む、村のリーダーの家にお世話になることになりました。
 僕たちが学校から家に向かうと、なんと子どもたちが全員ついて来ました。
最初は僕がお世話になる家に着き、そこでお茶をもらいました。やっと休める、と思っていました。ですが・・・


この人ごみの中に僕たちがいます。



 人が周りにたくさん集まってきて、休むどころではありませんでした。みんな僕のことをじーっと見つめていました。少なくとも80個の目が僕に向かっていました。
僕たちはとても疲れていたのですが、失礼のないようにがんばっていい顔をしました。
 そして、僕は兄に聞いてみました。
僕「この人たちは僕が何かするのを待っているの?」
兄「いや、ただ珍しいから見ているだけだよ。」
確かに珍しいと思います。この村に外国人が来るのはめったにありませんから。さらに僕は日本人とドイツ人の二重国籍のハーフですから。
 しばらく見つめられた後、僕たちは家の中に入り、ようやくくつろぐことができました。
(続く)

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