2013年12月8日日曜日

高円宮妃久子様と会話した!「第63回全国小中学校作文コンクール」表彰式

 12月7日(土)、「第63回全国小中学校作文コンクール」の表彰式が、超一流ホテル「ホテルニューオータニ」で行われました。二年前に受賞したときには「こんなチャンスは一生に一度」と思っていましたので、再びこの場所に戻ってくることができて夢のようでした。それになんて言ったって高円宮妃久子様をお招きしての表彰式です。そう簡単にお会いできる方ではありません。
(二年前の表彰式についての記事はコチラをどうぞ↓)
http://keishiseki.blogspot.jp/2011/12/blog-post.html


 会場に入ってすぐにわかったことは、表彰式のやり方が二年前とまったく同じだということでした。二年前のことはすべてよく覚えています。
 「それならば!」
 僕はひそかに目標を立てました。その目標とは・・・。
 「高円宮妃久子様と会話する!」
 何とか久子様に近づいて、目を合わせてもらって、話しかけようと考えました。話しかけることばも決めました。
 「オリンピック招致最終プレゼンテーションに感動しました!!」

 表彰式の前に、賞状をもらう練習です。賞状のもらい方は二年前と少し違って、たくさんの決まりがあり覚えるのが大変でした。

学校の担任の先生から、「背筋を伸ばして堂々と座れ」と教わっているところです。

 続いて写真撮影の準備。ご来賓の方がいらっしゃる前に受賞者全員が並びました。ここでいきなりチャンスがきました!
 この作文コンテストは小学校低学年・高学年、そして中学校の三部門にわかれていて、僕は高学年の一位だったので、久子様の真後ろに立つように言われたのです、思わず心の中でガッツポーズをしました。
 しかし・・・
 人が多すぎるために右に少しずれるように言われました。その結果、下の写真にあるように、久子様の席から一メートル近く離れてしまいました。チャンスを逃しがっかりしました。
久子様は金色の椅子に座ります。

             
 しょんぼりしていた僕でしたが、 表彰式では、何と久子様が目の前にいらっしゃいました。一番いい席です。


 僕が久子様に視線を向けると、僕を何度も見て笑ってくださいました。さらに、読売新聞社の方が挨拶で、僕の作文が「パキスタン」の経験についてだと間違ったときには、僕の目を見て
「ネパールだよね。」
と口ずさんでくださいました。ドキドキしました。
 いよいよ表彰状とトロフィーをもらう時が来ました。賞状をくださるのは文部科学省の方。
「関慶志さん」と呼ばれたときには心臓が飛び出しそうになるくらい緊張するのと同時に、文部科学大臣の印鑑が付いた賞状をもらえるのが楽しみでワクワクしました。
文部科学大臣賞を受賞した三人。後ろにいらっしゃるのが文部科学省の方


  そして、いよいよ久子様のスピーチ。日本語の素晴らしい点について他の言語と比較しながらお話ししてくださいました。オリンピックのスピーチも感動的でしたが、今回のスピーチも紙を一切見ずにあんなに素晴らしい内容を話せるなんて、すごいなあ、と驚きました。

 表彰式はあっという間に終わり、久子様が退場されます。全員が起立し、 ガードマンの方が付き添います。久子様に話しかけるという目標は、残念ながら達成することはできませんでした、

 と思いきや、信じられないことに、なんと・・・・・・

久子様が僕の目の前で立ち止まり、「いい体験をしましたね、全て読ませていただきました。感動しました」と仰ってくださったのです!ビデオをみてください!

 あまりに突然のことで、心臓が止まるかと思うほど驚きましたが、話しかける最大のチャンス。
 しかし、頭が真っ白になってしまい、口から出てきたのは、
「ありがとうございます。」
という一言だけでした(後になって、情けなくなりました)。

 今回の表彰式、久子様に伝えたいことを伝えることはできませんでしたが、会話をするという目標を達成できてよかったです。もちろん、表彰されたり、このコンクールに受賞した他の方々の学校の先生やご家族からも話しかけていただいたことも、とてもうれしかったです。

 また、この場所に戻ってくることができるかなぁ?難しいかなぁ?こんなことも考えてしまいますが、でも僕は入賞するために作文を書いているのではありません。
 僕が今やるべきことは「学ぶこと、そして伝えること」

 明日からまた、一生懸命勉強し、ブログもがんばります!
 
 ありがとうございました。