今日は、心理学のテクニックの「人のウソを見抜く方法」を、目の動きに焦点を当ててご紹介します。
僕がこれまでに読んだ心理学やメンタリズムの本に多くに「アイ・アクセシング・キュー」というテクニックが紹介されていました。マルコ社の「黒すぎる心理術」によると、アイ・アクセシング・キューは「視覚、聴覚、感覚などの五感を通して処理される過程で視線の動きが変化する」ことだそうです。目線はある程度コントロールすることはできますが、やはり無意識の目線の動きというものがあります。これをキャッチすることができれば、相手の心理を知る良いヒントとなるようです。
この理論によれば、相手の考えていることによって目線の動きがある程度決まっているとのことです。そしてこの理論を使うことで簡単に人がウソをついているかどうかわかるのだそうです。
・皆さんから見て右上に動く場合・・・「思い出している」ことになります。例えば、12月26日に知り合いに「クリスマスの日どこに行ってたの?」とを聞かれ、レストランに食事をしに行ったことを忘れてしまったとしましょう。当然皆さんは、「どこに行ったっけ?」と思い出そうとしますよね。このときに、視線は右上に動くそうです。
・皆さんから見て左上に動く場合・・・「考え出そうとしている」ことになります。例えば、先ほどと同じように12月26日に知り合いに「クリスマスの日どこに行ってたの?」とを聞かれたとしましょう。「本当は家に一人でいたけど、恥ずかしくて言えない。だから、友達とイルミネーションを見に行ったことにしよう」と考えます。このときには、視線は左上に動くそうです。
嘘をつくためには考えなければならないので、目線は皆さんから見て左上に動く のだそうです。
この理論が本当なのかどうか確認するために、これからいろいろと試してみたいと思います。
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