2014年2月18日火曜日

修学旅行の思い出 4日目 戦争反対!!

 4日間の修学旅行の最終日。朝は、平和記念資料館に行きました。今までとは違い、みんな見学したいものが異なるため、資料館内で3時間の自由行動の時間を頂きました。
 この資料館では、写真、本物の道具、亡くなった方の皮膚やつめ、髪の毛なども展示してありました。今までは、戦争や原爆の体験を聞かせていただいただけでしたが、この資料館では、もっと分かりやすく原爆について学ぶことができました。
 平和記念資料館でたくさん学んだ後は、佐々木貞子の銅像があるところに行きました。この方は、69年前の原爆の時に、2才でした。原爆が落ちた1.7キロ先の自宅で黒い雨から被爆しました。同時に、貞子さんのお母さんも被爆し、お母さんは体の調子が悪いと言っていたのですが、貞子さんは元気なまま、成長していったそうです。検査でも異常は見られず、6年生の時の学校のリレーでは、1位になるほど元気なのでした。ですが、そのあとだんだん体に異常が見られてきて、病院では白血病と診断されました。それから貞子さんは、お亡くなりになられるまで入院生活を続けていたのですが、その時に、「つるを1000羽折れば、願い事が叶う」と言うことを知り、薬の紙や新聞などを集めて毎日のようにつるを折り続けました。ですが、10月25日、つるは1000羽折れずに、無くなってしまいました。
 偶然、今日(10月25日)が命日で、貞子さんの銅像が建てられていた所には、たくさんの団体客が訪れていました。僕たちは、学校で一人ずつ書いた、「平和への祈り」を一ページにまとめたものを、学年の代表の人が読み、その後にお祈りをしました。祈りながら僕は改めて、「やはり、戦争は絶対にしてはいけない。戦争によって国民を犠牲にするのは、本当にいけないなあ。」と思いました。貞子さんのようなかわいそうな犠牲者がこれからは出ないためにも、僕たちにできることを考えていきたいと思います。
佐々木貞子さんの広島にある銅像です。
写真がなかったので、ネット上の写真を借りました。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/1/11/Children%27s_Peace_Monument_2008_02LT.JPG

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