2014年2月17日月曜日

修学旅行の思い出 3日目 戦争の現実を知る

 
  ↓の文章は、僕が修学旅行中に、毎日一ページ、課題として出された「振り返り」の実際の文章です。(修学旅行では、奈良、京都、そして広島に行きました)

 今日は、二条城へ向かうために、朝早く旅館から出発しました。ウグイス張りのかわいらしい音、そして800畳以上ものお城で僕は、「こんなに大きなお城、本当に必要だったのかなあ」と、何とも不思議な気持ちになりました。
 その後、昼過ぎからは新幹線で広島へ行き、平和記念公園や原爆ドームなどを訪れました。戦争の現実、そして原爆の恐ろしさを実感することができました。
原爆ドームです。
夕方からは、広島に原爆が落ちた1945年8月6日に12歳だった、原 ひろしさんの被爆体験を聞かせていただきました。原さんのお話を聞いていると、「原さんはとてもつらくて、悲しい体験をしたというのに、僕たちばかりがいい思いをしていいのか」と、疑問を覚えました。
原 ひろしさんです。
夕食を終え、今度は原さんと同じように69年前に被爆した、栗原 明子さんの被爆体験記を朗読していただきました。話を聞き始めるときは眠かったのですが、聞き続けていると、内容がとても深くて、気づいたら5ページ以上もメモを取っていました。
 原さん、栗原さん、今日はわざわざ僕たちのために悲しい過去について語ってくださり、本当にありがとうございました。お話を聞いていると、お二人がどれだけつらい思いをしたのかが分かりました。原さんや栗原さんのお話を、今後一人でも多くの方々に伝えていきたいと思います。
 さあ、明日はいよいよ最終日です。悔いが残らないように、良い思い出を作ると同時に、良い学習をしたいと思います。
いっぱい学んできました。



 

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