2014年6月8日日曜日

コピペはだめです!

  学校の全校通信でコピペ(コピー&ペーストの略)を発見してしまいました。発見後2週間考え続けましたが、自分の思ったことを正直に投稿することにしました(父はこの記事をブログに書くことに反対でした)。

 その通信には、「制服感情」という言葉について書いてありました。とても素晴らしい内容でしたので、父に「この文章、なかなかいいと思わない?」と言って見せました。父も「これは聞いたことがない。素晴らしい!」と言って、制服感情についてインターネットで詳しく調べることにしました。
そうしたら、一番最初にでてきたページがこちらです。

http://cms.kanazawa-city.ed.jp/seinanbu-j/var/rev0/0003/6505/seihukukanzyou1.7.pdf

  僕は、このリンクの文章を読んでいたら、「あれ、なにか似ている文章を読まなかったかな?」と思い、学校の通信を読み返しました。そうしたら、ところどころ書き方を変えていますが内容はほとんど同じで、コピペの文もたくさんありました。それに、↑のリンクの文章は、僕が通っている学校のものではなく、金沢の学校の校長先生が書いたものでした。しかも通信には、この文章が金沢の校長先生の文章だということを書いていないので、自分の文章として人の文章を奪うという、著作権侵害になると思います。


(僕の学校で配られた生徒指導部だより、5月23日)

  僕は小学4年でブログを始め、これまでに450件以上の記事を書いています。書き始めたときから著作権侵害のことについて父に「人の書いた文章は、その人の財産だから勝手にコピペするのは泥棒と一緒」と教えてもらい、人の文章を借りるときには「~さんによれば」や「ウィキペディアより」などと必ず書くようにしていました。また、作文コンテストで受賞が決定する前には必ず手紙が送られてきて、著作権侵害をしていないことを誓うために僕も父も署名させられました。また、僕は今、ヨミウリジュニアプレスの記者として活動していますが、最初の日に渡された「活動のこころえ」の中にも、「インターネットや本の内容をそのまま引用するのは厳禁」と書かれていて下線まで引いてあります。

  父によると、もし学生がコピペをやった場合、大学ではすぐに不合格になってしまうそうです。
ということは、中学校でも一緒だと思うのですが、生徒の手本となる先生がコピペをやっていたので、これは絶対にいけないことだと思いました。それと同時に、もしこの学校の宿題で、生徒が同じようにコピペをしたら、先生はなんというのかという疑問が生まれました。

  この記事を書いたのはコピペを発見した翌日です。でも、投稿するべきかやめるべきか今日までずっと考えていました。これを読んでいやな気持ちになる人もいるからです。父は、「学校の先生は忙しいし、こういうことをしたわけがあると思う。それに、このブログを投稿しても君にいいことはあまりないと思う」と言いました。もう一人相談した人には、「こういうことをブログに書くと学校を敵に回すよ」と言われました。でも結局、僕は投稿することにしました。なぜ投稿することを決めたのか、自分でもうまく言えませんが、たぶん、僕がこれまで苦労して文章を書いてきたからだと思います。
  文章を書く人は一生懸命に考えます。文章を書くのはとても大変なことです。だから、人が苦労して書いた文章や考えをコピペで自分の考えにすることはやめましょう!

0 件のコメント: