2013年11月6日水曜日

運動会の思い出

運動会の思い出について、原稿用紙一枚(400字)で書いてみました。

 初等学校最後の運動会。夏休み明けからずっと練習してきた。成果を見せるのは、楽しみでもあったが、それよりも緊張感が先に立った。僕たち六年生は、最上級生として運動会をうまく進めるために、係に分かれた。僕は、召集係を担当した。具体的には、選手の入退場、整列確認、及びゼッケンの取り扱いだ。初めにも書いたが、緊張感でいっぱいだった。特に入場時は、競技を始める場所を全て覚えなくてはいけなくて、大変だった。それに実際僕は、入場の場所を間違えて迷惑をかけてしまった。だが、全体としては、大きな問題は起こらず無事運動会を終えることができた。

 競技は、最初は僕たちの赤組が圧倒的に勝っていたが、最後の選抜リレーで白組に追い抜かれ、結局赤組がトロフィーを掲げることはできなかった。悔しくて泣きそうになった僕だが、熱い熱い熱戦が繰り広がられたからこそ熱い感情が込み上げてきたのだ。思い出深い運動会だった。

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