ベトナム特集の最後は、外国への一人旅について思ったことを書きます。
成田空港で父と別れ、2週間後に再び成田空港で父に会うまで、僕は一人でした。もちろん、ベトナムでは多くの人々にお世話になりましたが、家族と離れて外国に行くのは初めてでした。(現地でお世話になった人々についてはコチラ→ http://keishiseki.blogspot.jp/2014/08/blog-post_25.html)
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ベトナムへ旅立つ僕。 |
考えたことは4つあります。
1.一人の時にはしっかりしないといけない。
パスポートを無くしたり、お金を無くしたら困るのは自分です。道が分からなくなっても困るのは自分です。だから緊張します。知らない人に聞くときにも、いい人かどうか見てから聞かないといけません。
2.一人だと面白い経験ができる。
たくさんの人と旅行すると、いちいちタクシーやバスなどで移動しなければなりませんが、一人だと楽です。知り合った人々のバイクに乗せてもらってどこにでも気楽に行けます。僕が今までいったアジアの国は車よりもバイクを使っている人が多いです。たくさんバイクに乗せてもらいました。また一人だと、他の人の考えを聞かないでも自分で決めることができます。
3.尊敬すること
ベトナムで出会ったのは、父の知り合いの人々が多かったのですが、皆、僕のことを楽しませようと一生懸命がんばってくれました。また、僕は目がおかしくなったときにはすごく心配してくれました。でも、これはネパールでもタイでもそうでしたが、話し方や表情などが日本の人とは違うときがあり、「この人はもしかたら怒っているかもしれない」「もしかしたら失礼なことをしちゃったかも」と心配になることがたくさんありました。そういうときにどうすればいいか。それは「その人のことを尊敬すること」です。これは父に教えてもらったことです。「ありがとう」という気持ちで人と話していればどこの国の人とでもうまく話せます。
4.自分は自分
一人旅だと、一人で考える時間がたくさんあります。無口でじっと自分の心と会話していることも多くありました。ブログには書けませんがいろいろ考えました。結局、自分のことは自分で決めないといけない。
兄がブログで僕についてこう書きました。
「・・・
しかし重要なのは、彼がベトナムに行き、何を学んで、それをいかに多くの人に伝えることが出来るのかです。一番大事なのは、ベトナムから日本に帰国してからの彼の行いです。」
(http://yoshikinepal.blogspot.jp/2014/08/blog-post_13.html)
中学一年で外国に一人旅に行ける人などめったにいないようなので、僕はとてもいい経験をさせてもらいました。この経験をこれからの生活に生かしていきたいと思います。
本当は、今年も昨年のように作文コンクールに応募しようと考えていましたが、ちょっと今年は時間が間に合いませんでした(学校の宿題の「全国人権作文コンクール」は書きましたが出来はいまいちなので入賞はあり得ません)。
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動物園 |
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ベトナム戦争当時の国のリーダーの会議室 |
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ベトナム戦争で使われていたジープ |
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日本上空 |