僕のたび その6 子どもたちに囲まれた

　まずはじめに、前回のクイズの答えを発表します。

↑の写真は・・・

がけ崩れで落ちてきたものです！！

こういう石がそこら中に落ちています。もしぶつかれば、間違いなく死にます。

　さて、僕たちは、二つの家にお世話になることになりました。僕と兄は、村でたった一つの学校の副校長先生、ガンガさんの家、母と父とマヒマさん（僕の家庭教師の英語の先生）はそのすぐ近くに住む、村のリーダーの家にお世話になることになりました。

　僕たちが学校から家に向かうと、なんと子どもたちが全員ついて来ました。

最初は僕がお世話になる家に着き、そこでお茶をもらいました。やっと休める、と思っていました。ですが・・・

この人ごみの中に僕たちがいます。

　人が周りにたくさん集まってきて、休むどころではありませんでした。みんな僕のことをじーっと見つめていました。少なくとも80個の目が僕に向かっていました。
僕たちはとても疲れていたのですが、失礼のないようにがんばっていい顔をしました。
　そして、僕は兄に聞いてみました。
僕「この人たちは僕が何かするのを待っているの？」
兄「いや、ただ珍しいから見ているだけだよ。」
確かに珍しいと思います。この村に外国人が来るのはめったにありませんから。さらに僕は日本人とドイツ人の二重国籍のハーフですから。
　しばらく見つめられた後、僕たちは家の中に入り、ようやくくつろぐことができました。
（続く）

僕のたび その5 ついにマイダン村へ

　いよいよ目的地のマイダン村へ出発です。　
マイダン村から荷物を運んでくれる男の子たちが来て、歩き始めました。4人の子供が僕たちの荷物をすべて背中に背負って運んでくれました。すごい力です。びっくりしました。
　マイダン村までは歩いて1時間半ほどです。
　あの道は、障害物レースみたいでした。
途中、がけ崩れで道がなくなっていたり、滑って落ちそうなところがあったり・・・。少しでもよそ見をすれば、がけから落ちて命を失ってしまいます。さらに上りがほとんどで、とてもきつかったです。緊張の連続でした。
　ちなみに雨が降っており、歩いている間、ずっと雲の中で真っ白でした。

　僕の父は、毎年ここを歩いているので、慣れていますが、マヒマさん（僕の英語の先生）も、
僕の母も、僕もはじめてなのですごくすごく疲れてしまいました。
　ここでクイズです！！
↓の写真はどのような石でどこから来たものでしょう？




答えは明日発表します。

　さて、やっとのことで村に着きました。

最初は村にただ一つの学校に行き、そこで僕の得意なフラフープを少し見せてからお世話になる家に行きました（ちなみに僕のフラフープの最高記録は、4444回です。さらにまだ続けられたのに、他にやらなければならないことがあったので無理やり止められました。今度はもっといい記録を出して見せます）。

　今日はここまでです。また明日。

僕のたび その4

　今回は、OKバジの家の隣の家でごちそうになった昼食についてお伝えします。

　僕たちがOKバジの家から出てきたときに、隣の家のおばさんから声をかけられました。

「私の家でご飯を食べていきなさいよ。」

僕たちはおなかがとてもすいていたいたので、分かりましたと答えました。

するとおばさんはすぐに家の中に入り、準備を始めました。

僕たちは、中でおばさんがご飯を作るのをずっと見ていました。

料理は、床の上でします。おばさんの娘さんも一緒に料理をしてくれました。

父は「日本の数百年前の料理の仕方」だと言っていました。僕はこういう風景を見るのは生まれてはじめてでびっくりしました。室内には電気はなく、小さな窓からの光だけが頼りでした。

そして、かまどの上に煙突がないため、部屋の中には煙が広がっていました。

　1時間後・・・

　やっとご飯ができました（最初そのおばさんは10分でできると言っていたのですが・・・）。
ご飯を食べるのは、床にむしろ（マットのようなもの）を敷いただけの場所です。

　村の食べ物ははじめてなので少し緊張して口の中に入れました。しかし・・・。この家のダルバートは最高でした。ポカラのダルバートもおいしいですが、このおばさんのダルバートはもっとおいしかったです。

　おばさん、本当にありがとうございました。

村への旅、その３ OKバジの家

今回のブログでは、OKバジの家について書きます。

　僕たちがOKバジの家を訪れた時には、OKバジはいませんでした。

ですが、僕たちはどうしてもOKバジの家を見たいと思い、家に入ってみることにしました。父はOKバジのことをよく知っていて「後でOKバジに事情を伝えるから大丈夫。見せてもらおう。」と言ったからです。OKバジの家は、家というよりも小屋みたいな感じでした。

　家の中に入ってびっくりしました。ただ最低限に必要なものしかありませんでした。

ベッドは、ただ木がおいてあるだけ。荷物をかけるのは、空間です（荷物を下に置いたら、ねずみにかまれてしまいます）。

キッチンは、地面にガスが置いてあり、小さいなべが一つあるだけです。

　なぜOKバジがここで支援の活動をしているかというと、20年ほど前にOKバジは、荷物運びのネパール人と一緒に山（アンナプルナ）に登りました。その時に、雪崩がきて、OKバジの荷物を運んでいたネパール人の方が亡くなりました。たまたまその人は、この村（ドリマラ村）の人だったので、OKバジは申し訳ないと思い、この村にテントで泊まり、人々を助けていました。

そのうちに、村人たちはOKバジをかわいそうに思い、この家を作ってくれたそうです。
　OKバジがこの村を支援していることを知った他の村の人たちは、
「OKバジ、自分達も困っています。どうか助けてください。」と言いました。そこでOKバジは、日本の人々と協力しながらいろいろな村を支援するようになりました。
　僕はOKバジとバンコクやポカラで会ったことがありますが、とてもやさしいおじいさんでした（７３才だそうです）。
　OKバジがなぜネパールで支援をしているのかが書かれている本があるそうです。「OKバジ―村人に魅せられ、ネパールの山奥に住みついたひとりの日本人」と言うタイトルです。興味があったら読んでみてください。

村への旅 その２

ここはまだ道はきれいな方です。
この後の危ない道の写真は、こわくて撮れませんでした。

ドリマラ村に着きました。

　今日は村への旅、二回目です。
　この日は、またもう一回車に二時間くらい乗り、そこから一時間ほど歩かなければなりませんでした。今回の車は前日みたいな感じではありませんでした。もう死ぬかと思うほどこわい道でした。あと横に３センチも車が行けば、落ちるような感じです。
　落ちたら一環の終わりです。母も一緒に行ってくれたネパール人のマヒマさん（僕の英語の家庭教師の先生です）もこおりついていました。でも、運転手さんが相当うまかったので、落ちはしませんでした。
　着いたのはドリマラ村というところで、ネパールで有名な日本人、OKバジが手伝って、初めて発展した村です（OKバジはこの場所で18年間も手伝っている日本人です。垣見さんといいます。バジはネパール語でおじさん。そして、何か頼まれるといつもいいよと言っているので、OKバジと名づけられたそうです）。
　そこには、村の人たちが作ってくれたOkバジの家があるので、見に行きました。このことについてはまた明日のブログに書きます。そしてその後に行ったOKバジの家の隣の方が、ご飯を作ってくれました。このことについては明後日書きます。

雲の中のホテル

　前回のブログでは、明日からネパールの村に向かいます、と書きました。
今回は 、今日は村に行く途中の町で見た景色についてお伝えします。

　今日は初日、ポカラから車で５時間かけてパルパ県の県庁所在地、タンセンのホテルに泊まりました。
　ホテルから下を見て驚きました。そこには雲が広がっていたのです。
僕たちは雲の上にいたのです。飛行機以外で、僕が雲の上に来たのは初めてです。
　タンセンの標高は、とても高いそうです。僕たちがここにくるまでには、ぐるぐると道を回りながらどんどん上に上って行きました。僕はネパールのとても強い酔い止めを飲んだのに、気持ち悪くなりました。こんなすごい山を車で上がったのは初めてです。
　ここは朝の景色が一番きれいだそうなので、明日の朝が楽しみです。

遠くの村に行ってきます。

　今日から、僕たち家族と僕の家庭教師の先生、マヒマさんは、ネパールの西にある村、マイダン村というところに行きます。ポカラから車で5時間、さらにジープで2時間、そして山を歩いて2時間だそうです。僕の兄は１週間前にもう行きましたが、僕たちはこれからです（兄と一緒なのは一日だけみたいです）。
　その村には少し問題があります。
　そこには、トイレはもちろんネパール式（和式に似ているそうです）、そしてトイレに行くには１分くらい歩かなければいけません。夜は懐中電灯をつけていかないといけないそうです。
　寝るところは床、シャワーはなくて２０分ほど歩き、川で浴びます。僕の大嫌いなヒルがたくさんいるそうです。
　他にも大変なことがたくさんありますが、できるだけ楽しんでこようと思います。OKバジという有名な人（父の友達）がそこで支援の活動をしていますが、その活動も見たいです。
　ちなみに、僕たちは約１週間、ポカラからいなくなります。 その間、ブログが書けませんが申し訳ありません。

英語投稿 ２回目

　四日間もブログを書かなくて、すみませんでした。いろいろありました。今日も英語投稿です。前回は僕の将来について書きましたが、今回は自己紹介です。

                                                       About My Self
  My name is Keishi. I am from Japan. I like to play Baseball and
Football. My aim is to be a doctor.
  Last year I lived in Thailand and this year I live in Nepal, because
my father is professor and every year he takes Japanese students to

Nepal. He is a University Teacher. My mother is a Photographer. She is

from Germany. She is a great photographer. Sometimes she goes to
foreign
countries to take photos, like Italy, Japan, Thailand, etc.

  I like Pokhara and also I love Shamrock very much. I experienced 5
schools, but Shamrock is best school. Now I live in mountain villa. I
have one brother and no sisters.

My brother lives in another place in pokhara. He has a cat called
Rita. I like animals very much. My best animals are cats and dogs.
  Every day I write a blog. The blog title is Happy Life with Keishi.

Last year I wrote an essay about my life in Thailand and won a

national essay contest in Japan. It was out of 20000 students, so I

went to japan to attend the commendation ceremony. I got a trophy and
citation there.

 

皆さん、初の英語での投稿です！！

今日は山もきれいです。

  前回、僕は次回から誕生日の話を書くと言いましたがその前に、今日は僕が学校の宿題で書いた英語を紹介します。僕がもし日本にいたら、絶対こんな英語は書けませんでした。

   これはすべて学校の英語の先生（マムタ先生）と家庭教師のマヒマさんのおかげです。
   ありがとうございました。

                                                    

   　　　　　　　　　　About My Aim

　

   In the future, I want to be a doctor. Some years ago, I watched a drama about a young doctor called Dr.Koto. I was very impressed by him and how he helped everyone to become healthy again. Dr.Koto is very intelligent and kind. He can do anything and knows everything about medicine, illness, operation, etc. I watched that drama many times and was very moved by it.

  So my aim is to become a doctor like Dr.Koto. When I grow up, I want to work in the E.R. (Emergency Room) and also perform operations.

  To become a doctor is very difficult. From now on, I have to study a lot. I think science is one of the most important subjects. My dream is to became a doctor, So every morning, before I go to school, I

study for 3 hours.

  I will make my dream come true.

いかがでしたか？僕の英語。

誕生日プレゼント

　僕の家庭教師の英語の先生が誕生日プレゼントをくれました！！

　マヒマさん（僕の英語の先生）は、彼女の妹やいとこと一緒に、長い時間をかけて僕の誕生日プレゼントを選んでくれたそうです。
　いろいろ探した結果、最後に残った候補がスケートボードやローラーブレードとダーツだったそうです。でも、ネパールでは道が汚く、がたがたしているので、スケートボードもローラーブレードも使いにくいです。だから、マヒマさんはダーツを選んでくれたのです。
　このダーツは折りたたみ式なので、どこにでも持って行けます。僕はこのプレゼントをもらったとき、すごく嬉しくて、「おーっ」と声を上げました。ヒマなときは、ずっとこのダーツで遊んでいます。たぶん僕はこの２日間で、５０００回は投げたと思います。今度は、学校の友達ともやりたいです。
　マヒマさん、マヒマさんの妹さん、いとこの方、本当にありがとうございました。
Ms.Mahima, thank you very much for your wonderful present.

マヒマさんたちも一緒に遊びましょう。
待っています。

次回予告

次回からは、何回かに分けて、僕の誕生日について書きます。すごい誕生日でした。
お楽しみに！！

20000人突破

今日、僕のブログを読んでくれた読者の皆さんが２００００人をこえました。
さらに、昨日のブログは、１５０人以上が読んでくれました。
皆さん、いつも僕のブログを読んでくれて、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

僕の秘密

もうすぐブログを読んでくれた人の数が２００００人になるので、
それを記念して、今日は僕が５月から秘密にしていたことを教えます。
　実は、僕はある有名な童話コンテストに応募しました。
このコンクールには、次のような商品があります。
最優秀賞：1編　　賞状、賞品（10万円相当の図書カード）、記念品
優秀賞：2編　　　賞状、賞品（5万円相当の図書カード）、記念品
佳　作：2編賞状、賞品（3万円相当の図書カード）、記念品
奨励賞：5編賞状
（一般の部の最優秀賞は賞金100万円です）
そして、これが僕にとって一番すごい賞品なのですが、最優秀賞、優秀賞、佳作の受賞者は、１１月に東京で行われる表彰式に招待されます。
僕が書いた童話の内容はまだ発表できませんが、結果が分かったら教えます。
小学生の部は１７７４人が応募したそうですが、僕は結構いい作品を書いたので入賞できるかもしれないと思っています。
　そして、僕は新潟県立大学のネパールに来た学生さん達に一つお願いがあります。
もし、僕が入賞して日本に行ったら、新潟に行きますので僕のためにパーティを開いてくれませんか？
楽しみにしています。

遊びに来てくれたゆうたくん

　去年、僕と兄はタイの日本人学校に通っていました。
その時に兄ととても親しかった友達がいます。
タイでは、僕達の家に遊びに来たり、泊まったりしていたので、僕もその人とは親しかったです。
とても賢く、正直で面白い人です。名前はゆうた君です。
　そのゆうた君は、実は今ネパールに遊びにきてくれています。
　こっちでは、一年に一回のお祭り、お寺など、面白いところに兄が連れて行きました。
でも、滞在期間は１０日しかありません。あっという間に時間が過ぎ、今日が最後の日でした。
明日の朝早くバスでカトマンズに向けて出発するそうです。
ゆうたくんにとってはとても楽しい経験になったと思います。

ゆうたくん、また会う日を楽しみにしています。さようなら。

号外です！！日本が準決勝進出！！

　今日（８月４日）、オリンピックサッカーの日本が、準決勝をかけた試合が行われました。
結果、日本がエジプトに３－０で圧勝しました！！
日本は、４４年ぶりにサッカーで準決勝進出です。

もちろんこちらネパールのテレビではやっていませんでしたが、結果を聞いてとても喜びました。
でも、もし決勝に残ればネパールのテレビでも見れるような気がします。
がんばれ、日本！！
（それに、なでしこも準決勝進出です。）

僕の記事が新聞に出ます！！

　皆さんにお伝えするのを忘れていましたが、今日（８月４日）の読売新聞の夕刊に僕の記事が出ます。
Teachers Day (先生の日)についてです。
店などで読売新聞の夕刊を見かけたら、ぜひ読んでみてください。
よろしくお願いします！！

桃太郎のお手伝いをしました！！

　僕が住んでいる建物の１階に桃太郎と言う料理屋があります。
今日は、３５人もの人が集まり、お別れ会を行っていました。
桃太郎の従業員は、６人です。
さすがに大変すぎます。
だから、僕達は桃太郎の皆さんを手伝ってあげることにしました。

皆さんも僕たちに手伝ってもらってとてもうれしそうだったし、僕達も楽しかったです。

オリンピック サッカー

皆さんもご存知の通り、ロンドンではオリンピックが行われています。
今回は、サッカーのことについてお伝えしましょう。
日本のグループリーグには、スペイン、モロッコ、ホンジュラスがいます。

僕達は、日本対スペイン、日本対モロッコの試合を見たかったのですが、
こちらではやっていませんでした。
ですから、僕はインターネットで結果を見ることしかできませんでしたが、何と、日本がスペインとモロッコに勝ちました!!
これで、決勝トーナメントに出られます。
今は、ホンジュラス戦をやっている途中ですが、もちろんテレビ中継はありません。
日本では、日本が出る試合は、必ずテレビ中継があるので、いいなと思います。